青春の力

青春とは何のためにあるのだろう。
それが味わえる時期が過ぎてから青春の大切さについて気付かされることが多い。

大人になるとどうしても打算が増える。
それを好むと好まざるとにかかわらず。
利害の損得勘定で考えてしまうから好きなものや好きな人に純粋に没入しにくくなる。

しかしそんな乾いた日々を当たり前に過ごせる大人が多いのは何故か。
それは若いときに打算とか無しに純粋に遊びや恋を楽しんだ経験があるからそれが糧になっているのだろう。
言ってみれば心のガソリンさ。
未練が無いのだろうな。
未練が無いことによって前だけを向ける。

もし青春を味わってこれなかったらどうなるか。
いつまでも10代後半~22歳くらいにやり残したことばかりに心を縛られているのだろうな。
これじゃ大切な時間を無駄にしてしまう。

故に、青春は、それを味わえる本来の時期に味わっておくべきだと私は思う。

まあ私は25歳なのでもう青春を味わうことは出来ないが、下の世代には青春の大切さを伝えていきたい。